カウンセリングとは

 カウンセリングは、相談者と心理士との対話によって成立します。心理士は対話によって、相談者の気持ち、悩んでいること、現在の状況等を理解します。そのプロセスの中で、相談者が、自分の気持ちを言葉にすることで「すっきりした」と感じられることが、カウンセリングにおいて重要な第一歩となります。

 次に、心理士はカウンセリングの中で、相談者と心理士との間に良好な信頼関係を築くことに善処します。安心できる信頼関係の中でカウンセリングを続けていくということは、いままで気付くことがなかった自分の気持ちに気付く、いま自分が悩んでいることに対して前向きに向き合うことができる、いま自分が置かれている状況を客観的に捉えることができる等、このように善いことへと繋がるために大変重要なことなのです。

 最後に、相談者の悩みが解決されることが、心理士が最も望むことです。心理士は心理学的アプローチに尽力しますが、カウンセリングは、人と人との対話となります。そのため、相性というのものがあることは否めません。心理士は、常に相談者のために、相談者が打ち明ける言葉と心理士が伝える言葉とを大事にするよう尽くします。 

カウンセリングの流れ

個人カウンセリング(オンライン・電話の場合)

1.電話または、お問い合わせフォームからご連絡ください。

2.事務局から、手続き案内のための事務連絡が届きます。事務局の案内に沿って、お手続きください。

3.初回相談の日時を予約します。

4.初回相談の前日までにヒアリングシートを作成してください。

5.初回相談の当日、事前にお伝えする専用番号にお電話ください。

6.相談が始まります。ここからは心理士にお任せください。

7.相談の最後に、次回以降の予定を定めます。

8.心理士から宿題が出ます。

9.心理士からメッセージが届きますので、お悩み解決の参考にしてください。

個人カウンセリング(メール・手紙の場合)

1.お問い合わせフォームからご連絡ください。

2.事務局から、申込書・相談シート等の送付のために事務連絡が届きます。事務局の案内に沿って、ご返信ください。

3.心理士または事務局から、相談シートを補充するための質問連絡が届く場合があります。差し支えない範囲でご回答ください。

4.心理士から、回答が届きます。お悩み解決の参考にしてください。

親子カウンセリング

1.電話または、お問い合わせフォームからご連絡ください。

2.事務局から、手続き案内のための事務連絡が届きます。事務局の案内に沿って、お手続きください。

3.初回相談の日時を予約します。

4.初回相談の前日までにヒアリングシートを作成してください。

5.初回相談の当日、事前にお伝えする専用番号にお電話ください。

6.相談が始まります。ここからは心理士にお任せください。

7.親子の希望または心理士の判断で、親と子の双方または別個の方法で相談を実施します。

8.相談の最後に、次回以降の予定を定めます。

9.心理士から宿題が出ます。

依頼の流れ

1.初回相談

当事務所に依頼するとき、初回相談において、相談者からヒアリングを行って方針を定めます。これが心理士と相談者との共同作業の第一歩となります。ここで、①担当の心理士、②提供する心理業務の種別、③契約の内容、④心理士と相談者の次回までの宿題、これらを定めます。

2-A.外来相談依頼

初回相談で定めた方針に沿って、次回以降も予約をして、相談してください。

2-B.継続相談依頼

初回相談で定めた方針に沿って、継続的に相談してください。心理に関する助言・相談は、短期的かつ集中的に行うことで、その効果を発揮します。原則的に初回相談で担当した心理士が継続して担当します。

3.中間整理・軌道修正

この時期までに行ってきた心理相談の道程を確認して、軌道修正を図ります。終結時期について話し合います。

4-A.終結

一定の効果が認められたところで、心理相談を終結します。相談ファイルは、最後の相談を実施した年から5年間保存しますので、再び相談を希望するときはお気軽にご相談ください。

4-B.継続

相談者及び依頼者が継続を希望する場合、相談者の心理状態、担当カウンセラーの方針、公認心理師の意見、医師の指示等を総合的に考慮して、継続すべきか判断します。

カウンセリング報酬

当事務所の心理士に依頼するときに申し受ける報酬は以下のとおりです。

カウンセリング以外の業務に関する報酬の詳細はこちらをご覧ください

カウンセリングの種別報酬金額
電話カウンセリング6,600円~/時間
テレビ電話カウンセリング8,800円~/時間
対面カウンセリング11,000円~/時間
手紙・メールカウンセリング5,500円~/一往復

カウンセリングに関する守秘義務

当事務所は、公認心理師法第41条に基づく守秘義務を徹底します。安心してご相談ください。

カウンセリングに関する注意事項

当事務所は、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行います。

(1)心理に関する支援を要する者の心理状態を観察し、その結果を分析すること。

(2)心理に関する支援を要する者に対し、その心理に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと。

(3)心理に関する支援を要する者の関係者に対し、その相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと。

(4)心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供を行うこと。

したがって、当事務所で行うのは心理行為であって医療行為ではありません。